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3歳2ヶ月のSちゃんと、続けて絵本を楽しんで―ついにおうちにも届いた

  • 2007/02/11(日) 18:57:39

10日前、お母さまと初めて訪ねてくださったSちゃんが、今日も来てくれました。
下に0歳の赤ちゃんがいらっしゃるそうですが、先回も今回も赤ちゃんはお留守番で、お母さまとSちゃんだけの時間です。
Sちゃんは、おとなしくてじっくりとしたお子さんです。

先回、お母さまと私が話をしている間も、おもちゃで遠慮がちに遊んで待っていてくれました。
だんだんショップにも私にも慣れてきたところで、絵本を読みました。
お母さまからいつも絵本をたくさん読んでいただいていたとのことでしたので、英語で“Hug”を読んでみると、私の横にぴたっとくっついて、ジーッと聞いてくれました。
Sちゃんが感情が豊かなこと、絵本のページの場面を良く理解して感じ取っていることが、息づかいを通して伝わってきました。
途中でチンパンジーのBOBOがお母さんを恋しくなって泣くところでは、少し涙目に。
読み終わると、体をグーッと一層押し付けてきて、暫らくの間、私にピッタリと体をあずけてくれました。
私は、思わずSちゃんを抱きしめました。
心からのHUGができました。

それから、ほるぷこども図書館の「めだかコース」の中の絵本を何冊か読みました。
『あかちゃん 1、2、3』では、Sちゃんの指をとって、それぞれの動物の赤ちゃんに二人で触れながら、1、2、3、4.・・・と声に出して読んでいるうちに、突然、「数の意味がはっきり分かった!」というように、Sちゃんは、こぶたがたくさん並んで出てくるページで一匹、一匹のこぶたを、自分の細い指で愛おしそうに押えながら数を声に出して9匹まで数えていったのです。

お母さまが、「今までは数を言うことはできたけれど、はっきりとは分かってはいなかったみたいだったのに、今、初めて分かって数えることが出来たのですね」と、おっしゃいました。
最後のページの10匹めを数え終わると、ふーっと息をついてから、「もう一度?」というように首を傾げて私の目を見てくれました。
そこで、はじめから読み始めると、こんどは、くまのあかちゃん、1、から、しっかりと声に出して、指で押さえ、最後のページの10匹めのこぶたまで、それはそれは嬉しそうに、そして、満足そうに、また、ちょっと得意げに、動物の赤ちゃんを数えていったのでした。

二人でばんざいをして、思わずもう一度抱きしめると、SちゃんもしっかりとHUGをしてくれました。
それから、心の底から楽しそうに大きな声で笑ってくれたのです。

『あめ ぽったん』は、読みすすめるうちに、繰り返しの部分を一緒に声をだして読んでくれるようになりました。
Sちゃんの「あめ あめ ぽったん、 あめ ぽったん」は、楽しそうなリズムを刻んでいました。
この一冊が終ったときも、やはり、思いっきりすてきな笑い声を聞かせてくれました。

そろそろ、赤ちゃんがおなかをすかせる時間だからと、お帰りの時間になったとき、初めて首を横に振って、「もっと、いる」と、いやいやをしました。
自転車に乗せられてからも、ずっと手を握り締めていてくれました。
Sちゃんは、私にも、別れがたい、濃密な楽しい時間をプレゼントしてくれていたのでした。

そして、10日たった今日。
Sちゃんは、ちょっとはにかみながら入ってきてくれて、お母さまと私の用事が済むまで、じっとおとなしくおもちゃのそばにいました。
用事が終ったのがわかると、すぐに私に絵本を、やはりちょっとはにかみながら、差出しました。
数冊目に、先回読んだ「あめ ぽったん」を開いて、私が「あめ あめ・・・」と読み始めたとたん、すぐに私に声を合わせて、「ぽったん あめ ぽったん はっぱの うえに あめ ぽったん」と 楽しそうに声を合わせてくれました。そしてページをめくるごとに、「・・・つちの うえにも あめ ぽったん」と、実に正確に、弾んだ声で、唱和してくれたのです。
それから、池の中からかえるが出てくるページをめくった途端、Sちゃんは、私がいつもするように、ページ中のかえるの絵の上に自分の手を置いて、「おいけの なかから かえるさん」と言いながら、手を下にずらし、かえるを出して見せてくれたのでした。
こうして、二人で最後まで読んだのでした。
10日前、たった1、2回読んだだけだったのに、すっかりこの『あめ ぽったん』は、Sちゃんの体の中に入っていたのです。

先回のお気に入り、「あかちゃん 1,2,3」も、持ってきてくれました。
そして、今日は、私が「くまのかあさん、あかちゃんは?」と問いかけるのを待っては、ページを自分でめくり、「いち!」と、元気に声を出して指で指しています。
既に、こぶだの赤ちゃんの10匹めが最後のページに残っているのは知っているのですが、それでも前のページで9匹まで数えてから、私がページをめくると「10!」と、あらためて目を大きく開けてびっくりしたような表情をして、それから楽しそうに大きな声で笑うのでした。

お母さまが「あれからずっと、また”HUG”を読んでいただきたいといっていました」とおっしゃってくださったので、今日も英語で語り読みをしてみました。
すると、今日は先回よりも初めから集中して聞いていて、BOBOがひとりぼっちなことに気付き寂しくなるところでは、本当に泣いてしまったのです。
今日もSちゃんは最後まで、私にからだをピッタリと寄せて絵本の時間を共有してくれました。
Sちゃんは、いつもお母さまにHUGしていただくのが大好きなのだそうです。
ご自宅で、豊かな愛情をたっぷり与えられて育てられてきたことがSちゃんのぬくもりを通してよくわかります。
今日もお帰りの時間には、抵抗しました。
でも、「じゃあじゃあ びりびり」を読んだことを思い出し、「赤ちゃんが、あーん、あーん、あーん、て、おなかがすいて泣いているかもしれないから、またね」と話してみると、悲しそうでしたが、しっかり頷いて、バイバイをしたのです。

最後のHUGをしながら、3歳2ヶ月の新しい親友が一人増えたな、と、心から嬉しくなった一日でした。

後日談:
ついに、Sちゃんのおうちにも、『ほるぷこども図書館 めだかコース』が、届けられました!


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